ストーマケアでよくあるトラブルと対策
患者会やオストメイト健康教室で相談や質問が多いものや、それに対して講師の先生のアドバイス、また日頃の相談内容から。

内容は徐々に増やしてゆく予定です。内容に希望があればメールをお願いします。
トラブル例
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 排泄物の潜り込み(便や腸内浸出液が保護剤の下に入り込み、剥がれやかぶれの原因となる。)
耐久期間を過ぎて使っている
 期間内で早めに交換する。
ストーマ自体は常に湿っています。保護剤の多くは水分を吸うと徐々に溶けるようになっていますので、ストーマに近い部分の底の方から少しづつ溶けて、そこに隙間ができます。そこに腸液や便が潜り込んでゆきます。消化液が多く残った排泄物の場合はアルカリ成分が多いため、かぶれやすくなります。
パウチの中が真空状態になっている。
常に空気やガスがが少したまった状態に保つ。
これは少し難しい問題です。多くのパウチにはガス抜きフィルターがついていますが、抜けが悪すぎるとバルーニング(袋の中にガスがたまってパンパンになる)が起き剥がれの原因になったりしますし、良過ぎるとパウチ内がペッちゃんこの状態になります。ガスの量はその日のお腹の具合や、食べ物によってその都度違います。
 対策としては、パウチに付属しているシールを使ってこまめに調整するか、パウチの中に前もってトイレットペーパーなどを丸めて入れて置き、隙間を作っておくなどです。ワンピースパウチの平面タイプで起きやすいトラブルです。同じワンピースでも凸面タイプや、ツーピース
パウチでは少ないです。少し空気が入っているだけで違うようです。
もともと少し皺があるが、寝た状態では表に出ない。
 凸面タイプを試してみてください。
寝ている状態ではくぼみやしわが目立ちませんが、立った状態や腰を曲げた状態では皺ができたり
して、隙間ができることもあります。柔らかく太めのお腹だと立った姿勢では重力により形が違ってきたり     します。そういう場合は凸面の固い粘着面で強く抑える形にしないと難しいようです。 
粘着剤が張り付きにくい。貼っても少し動いたら剥がれてしまう。(冬の時期の寒い朝)
体温が低い時や、室温が極端に低い場合は皮膚保護剤はつきにくくなります。
 皮膚保護剤は体温で温められ柔らかくなることにより、徐々に皮膚に密着し強く粘着するようにできています。人の体温はだいたい36、8度前後だといわれています。しかし、それは深部体温の平均で消化器官の内部などはそれよりも少し高いと思われます。反面表面体温はとなると、約32度か33度ぐらいが通常の快適な状態らしいのです。したがって、その前後の温度で柔らかくなるように皮膚保護剤が作られているはずです。
 冬場の寒い朝だと室温も10度前後まで下がっていると考えられます。外気温が0度とかになる日などはもっと下がっているかも知れません。となると皮膚保護剤も15度とか20度前後まで下がっていることが考えられます。その状態でお腹に貼ってもなかなか強くは粘着できません。そのような日には、前もって皮膚保護剤を温めておいてから貼るようにしてください。こたつを使っているようでしたら、こたつの端っこにしばらく置いておくとかで。ただし暖め過ぎないように気を付けてください。40度を超えるぐらいの温度でも長い時間だと低温やけどを起こす危険があります。また、保護剤の表面が乾くと粘着力がなくなります。皮膚保護剤の粘着力には一定の水分と弾力性が必要です。乾いて固くなった状態では着きません。
以上のようなトラブルは、九州のような温かい地域で極端に寒い日によく起きるようです 。北海道や北東北などで多いのではと思いましたが、かえって寒い地方は家自体が冬に合わせて作られているため夜中でもそんなに室温は下がらないそうです。
寝ているときにガスで袋がパンパンになり、剥がれてしまった。
 パウチのバルーニングが原因と思われます。
ガス抜きフィルターのパウチ内側の出口の部分に便または潤滑剤などがついてしまうと、ガスが抜けなくなり袋がパンパンに膨らみ、その結果パウチが浮いてしまいはづれることがあります。どちらかというとワンピースの平面タイプに多いようです。
  また、フィルターのついている場所によっても違ってきます。体格やストーマを作った場所でも違います。寝た状態で排泄物がパウチの上部へ落ちやすい場合によく起こります。
 今使っている装具を変えるしか方法がないかも知れません。
少しでも排泄物がかからない場所にガス抜きフィルターがついているものや、あるいはツーピースに変えるかです。ツーピースに変えても解決しないことも多いですが、少しはましになると思います。体系を変えるとか、ストーマの位置を変えることはもっと難しいことです。現在ではコロプラストのセンシュラ ミオシリーズのようにガス抜きフィルターが大型のシステムになっているものなどもありますので、ストーマ外来か、もしくはそれが無理でしたら業者かメーカーに相談して、サンプルをもらい試してみてください。
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 原因1、
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